視線の先に

ゆるおたの備忘録

舞台『さらば、ゴールドマウンテン』を観てきたメモ

こんにちは。

いつも閲覧、スターなどありがとうございます。しょうもないことばかり書いていますが、何かしらの反応をいただけるのは嬉しいことですね。

もう9月になったのですが、8月の舞台のことを書いてしまったので公開します。

 

8/22-26の5日間、中野ザ・ポケットで舞台『さらば、ゴールドマウンテン』の公演があり、私はこの5日間毎日中野に足を運んでいた。何故なら、この舞台には大隅くんがキャスティングされていたからである。大隅くんの舞台はアドリブ舞台『レジスタンスイレブン』以来であり、彼にとって初の番町ボーイズ☆本公演。デビュー作ということになろう。

私が行ったのは追加公演である8/24マチネ以外の公演。

 

何公演かチケットが完売したようだったが、自分のことのように嬉しかった。箱が埋まるって、良い。空席の目立つ舞台なんて辛いもの。ツアーのときはなかなか完売しなくて私は無力だ…と謎の虚無感を感じていたので…。みんな!現場に行こうな!(?)

 

前置きはこのくらいにして、内容に触れていきたい。DVDで観る予定だからネタバレは困る!って方はブラウザバック推奨。

あとで私が読み返して「あ〜こんな舞台だったなぁ」と思い出すために書いているので、分かりにくいところも多いかも。えろうすんません。えろうすんませんって大阪の人本当に使うの?

 

 

観劇以外

マチソワある日はバイト休んだんだけど、ソワレだけの日はギリギリまでバイト入れていたので結構忙しかった。前の記事でも少し触れたけど、バイトに行く格好と現場に行く格好に天と地ほどの差があるタイプなのでバイト先に現場用の服を持って行き、トイレで着替えて化粧もやり直して現場へ。毎日開場ぴったりに到着。連日の現場だったから着ていく服で頭を悩ませた。毎日暑くて死にそうだったわ。同厨も他厨もお疲れ様。

 

観劇

前説は

8/22要くん(初日だったからか割とかみかみだった)

23 砂原くん(演じるキャラの口調で締め)

24ソワレ 菊池くん(「噛まずに読めたら拍手下さい」→かみかみでフラグ回収)

25マチネ 千綿くん(「低い声も出せる!」と一瞬低い声で前説)

25ソワレ 堂本くん(めちゃくそでかい声で始まる前説。私ちょっとウトウトしてたのでまーーーじで心臓飛び出すかと思った)

26マチネ 大隅くん(しゅちゅえんしゃ)

26ソワレ 要くん(ladies and gentlemenから始まるテンションの高い前説)

 

居酒屋でお勘定をお願いすると、なんと代金3000万!スーパーインフレに巻き込まれた加藤たちは、無事代金を支払うことが出来るのか!?

という、ヨーロッパ企画の大歳倫弘氏が手掛けたコメディ舞台。同名の舞台が2013年に上演されており、今回のはそのリメイクという立ち位置。

 

手放しで笑える75分間だった!テンポ良くボケとツッコミが繰り広げられていて、まったく観客を飽きさせない。終盤の勢いは本当に凄くて、死ぬほど笑える。メタい笑いもかなり多かったように記憶している。何回も入ってる人たちがフライングでクスクスして笑いが伝播しそうになったのとか、現場の醍醐味だなぁと。あぁでも、笑うときに席から飛び上がるのやめて欲しい。ここは君のおうちか!

出演者も段々とこなれてきて、アドリブで不意打ちを食らったり、本当に『舞台は生き物』ということを実感させられた。

あと、観るところが多すぎて1回では観きれないと思った。わちゃわちゃしてるのが可愛かったけど(笑)目が足りねぇ

 

主演の加藤を演じる双葉要くん。大阪が舞台なんだけど彼は標準語キャラ。要くん大阪の方なのに(笑)要くんは主人公が故に説明セリフが多くて大変そうだった。基本的には先輩の増田のボケに突っ込む常識人ポジだが流れるようにボケる。主演だったこともありカテコではたくさんお話ししてくれていたけど、毎公演楽しそうに公演の話やら稽古の話やらをしていて、本当にこの舞台を楽しんでいることが伝わってきて良かった。乳首を労わる双葉要が観られるのはこの舞台だけ!

そして加藤の先輩である増田を演じるのは、砂原健佑くん。彼は最初から最後まで喋り倒していて勢いが凄かった。それっぽい大阪弁に聞こえたけど…やっぱり関西の方が聞いたら変なのかな(笑)ノリが軽くてその場の強者に媚びを忘れない、でもなんだか憎めないコミカルな役を上手く演じてたと思う。彼の演技、めちゃくちゃ好き。大阪シティものつくり大学出身。(大将曰く「エラいアホそうな名前の大学」)

居酒屋の大将は西原健太くん。奔放な居酒屋のお客さん達に振り回される可哀想な役。彼は要くん同様大阪出身の方なので、自然な大阪弁だったね。西原くんは脱いでいたんですが(!?)細マッチョで感動した。可愛い顔してるのに腹筋バキバキで、西原くんのおたくはこの肉体美に惚れたんだろうな…と思った。(?)日替わりゲストに対するツッコミがめちゃくちゃ面白い。4日目だかのツッコミで要くんが舞台上であるにもかかわらず笑ってしまったらしい。彼は日を追うごとにアドリブが増えていて面白かったですね。

加藤と増田があーだこーだと話している後ろでクールにパソコンを使っている客は岡本、演じるは菊池修司くん。菊池くん、はちゃめちゃにスタイルが良くないですか!?!?!スーツに眼鏡のサラリーマン役だったけど、すらっとしたプロポーションが最高だった。他厨もブロマイド買っちゃった〜って話しているのが聞こえたくらい。一見クールそうなのにボケ倒すのがギャップ。5000万を尻ポケットと靴下から出す「リアル100億の男

そんな岡本の部下である坂本を演じるのは千綿勇平くん。ちょっと生意気な若手社員で、お勘定1億4000万のうち、不足分9000万を取りに行っていた。声がでかくて高い。スマートモテ部屋特集に感化されて部屋一面コンクリートにしているのでモノを持っていない。岡本に盾にされたり殴られたりわりと可哀想な役どころ。2日目、仮下&岡本に裏切られ、本来なら床に転がるシーンなのに加藤にナデナデしてもらってて笑った。かわいい。

この居酒屋の常連である社長、演じるは堂本翔平くん。なんというか…駄目人間だけど何となく人を惹きつけるような、そんな雰囲気を持つ社長を上手く演じてたなぁ。なんかこういう感じのオジさん居酒屋にいそう!!と思ってた(笑)札束で人殴るのオモロいわ〜って言ってるところが可愛かった。

大隅くんが演じていたのは金融屋の億田。日替わりゲストが演じる仮下を除けば一番最後に登場するキャラクターなのだが、少ない出演時間で死ぬほど笑わせてくれた。大隅くんの関西弁は「非関西圏の人間が話す関西弁」って感じで謎の親近感を得た。よく通る声に加えて滑舌も良いので、聴きやすい演技だったと思う。推しのオールバックが見られる最高の舞台だったぞ。(知らんがな)

日替わりゲストが演じるは仮下。岡本の部下で坂本と同期。仮想通貨を片手に、支払いに困る岡本たちを助けに来たが…!?というキャラ。

22日25日のゲストは織部典成くん。まず見た目のインパクトがやばい。25日のソワレでは「俺がナンバーワン仮下だーーー!!!!!!」と絶叫して退場した。

23日ゲストは双葉勇くん。要くんの双子のお兄さんで、要くんと「あなた…まさか生き別れの…!?!」とメタネタ披露してた。服装に対して体格が良い。要くん曰く「あいつ(勇くん)だけは本当にヤバいと上にも言ったんだけど」

24日ゲストは安井一真くん。彼もXOXのメンバーなので結構楽しみにしていた。マチネは観られなかったのでソワレのみの感想だけど、デス〇ートパロディしてて笑った。許可取ってないらしいんだけどこれはDVDに入るのだろうか。

26日のゲストは籾木芳仁くん。気が狂っている。(褒めています)客席からも(決して黄色い声援ではない)悲鳴が上がっていたのがオモロだった。岡本が電話で呼んだにもかかわらず「私こいつ嫌い」と言われたり割と激しめにdisられていた。

どの日替わりゲストも面白かったけど、個人的には織部くんの仮下が一番好き。

 

どのキャストさんも個性的で、ひとりひとりがこの舞台を全力で楽しんでいるのが観客にもよく伝わってくる良舞台だったと思う。

 

特典会

今回の特典はグッズ・DVD等を5000円以上買うと、ツーショが撮れるというもの。5000円で1枚特典券が貰えるので、1日に何枚も撮っていた人もいたみたい。

グッズはパンフレット、ブロマイド三種、アクキー等々一般的なラインナップだったけど、一つ面白いなーと思ったのは37cardってやつ。小さいカードの裏にIDと電話番号が書いてあって、IDを入力すると俳優さん(が演じるキャラ)から電話がかかってくる、というもの。私は今回の舞台でこのカードのことを知ったんだけど、これって舞台の物販では一般的なものなのかな?

 

特典会、舞台の上で撮影だったので他のおたくが見えるところで撮るの恥ずかしいな〜って思ってたけど、大隅くんを目の前にしたら客席にいるおたくとかどうでも良くなった(笑)

推しとのチェキってよくおたくの永遠の命題してあげられるけど、私はわりと撮る方。ていうか撮れる現場なら必ず撮るレベル。各現場、こういうことがあったなっていうのを思い出すツールとしてチェキや写真が欲しいと思うので。でも過剰な接触はしないようにしている…というか過剰なのは普通に恥ずかしいやん…

こんなブスとチェキ撮らせてごめんな!!!!!南無三!!!!!!!!(崖から飛び降りる絵文字)

 

私、同界隈の友人がガチで1人もいないので全現場1人で入っているんだよね。1人で何かするっていうのは馴れっこ…というか、人間関係を構築するのが下手くそなので面倒な思いをしなくて済むという点で1人で行動するのは好きなんだけど、この舞台に限っては感想を言い合いたいなと思った。後日文字にする感想と、観劇後すぐに飛び出してくる感想って全然違うから…ホットな感想を言う機会に恵まれなくて悲しいね。

 

今後もXOXの現場が多くなるけど、また舞台上でいきいきと演技する大隅くんが観られたら良いなぁ。

 

DVD出るので、興味があったら是非買って観てね。5000円だよ〜チケ代より安い!買おう!

 

何か思い出したら追記します。

 

それではー。